チェルシー、リヴァプール、アーセナルは脱落か プレミアではマンチェスター勢が別次元

パレスに敗れたチェルシー photo/Getty Images

早くも勝ち点差が開く

今季開幕前プレミアリーグは優勝予想の難しい荒れたものになると言われていたが、開幕から8試合が経過した時点で差がはっきりしてきている。まだまだ逆転は可能だが、7勝1分で勝ち点22の首位マンチェスター・シティに対し、昨季王者チェルシーは勝ち点13、アーセナルも13、リヴァプールも13と苦しんでいる。この3クラブはワトフォードよりも勝ち点が少ない。マンCを勝ち点差2で追うマンチェスター・ユナイテッドも安定しており、早くも優勝争いはマンチェスターの両クラブに絞られたようにも見える。

英『METRO』も今節クリスタル・パレスに敗れたチェルシー、ワトフォードに敗れたアーセナルが苦しい状況にあると伝えており、今の両チームにこの勝ち点差を逆転できるような勢いは感じられない。

チェルシーを指揮するアントニオ・コンテも「今季はあらゆる側面で非常に難しいものになる。我々は1試合1試合に集中し、ベストを尽くさないと」と語り、アーセナルのアーセン・ヴェンゲルも「難しいだろうね。現時点で我々はシティを見ていないし、我々は自分たち自身を見ている」と難しい状況を認めている。
昨季チェルシーは序盤戦で苦しんだものの、中盤戦から驚異のペースで巻き返した。しかし今のチームはFWアルバロ・モラタも離脱しており、チーム力は低下してしまっているようにも感じられる。優勝できるクラブが6~7ほどあるのがプレミアリーグの面白いところだが、今季はマンチェスターの両クラブが別次元の域にあるようだ。

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