ネイマール退団、スアレス停滞でも問題なし 今季のバルサはMFがゴールを奪える

躍動するパウリーニョ photo/Getty Images

スペイン紙もバルベルデ体制のチームを称賛

今季からエルネスト・バルベルデが指揮を執るバルセロナは開幕から全勝を維持している。その立役者は得点を量産しているリオネル・メッシだが、メッシ1人だけの力ではない。前指揮官ルイス・エンリケ政権時との大きな違いは中盤陣の躍動だ。

今夏にはネイマールが退団し、さらに今季はルイス・スアレスの得点ペースが上がってこない。ここまで2得点に留まっており、スアレスらしくないところもある。それでもバルセロナが全勝を維持できているのは中盤の選手たちが奮闘しているからだ。

スペイン『MARCA』も中盤の選手の活躍に注目しているが、今季バルセロナではデニス・スアレスが2点、新加入のパウリーニョが2点、セルジ・ロベルトが1点、セルヒオ・ブスケッツが1点、チャンピオンズリーグではイヴァン・ラキティッチも得点を決めている。昨季の同時期にはMFの選手が3点しか決めていなかったため、これは大きな変化と言える。
同メディアはジェラール・デウロフェウ、パコ・アルカセル、怪我で離脱してしまったウスマン・デンベレにも得点が生まれていないことを取り上げ、MF陣の頑張りが大きいことを強調している。ネイマールが抜けたことで派手さは減ったが、全体的に流動性ある攻撃ができているともいえる。それが中盤の選手たちの能力を引き出すことに繋がっているのかもしれない。

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