最多得点より最少失点こそスクデットのカギ アッレグリ「常に最少失点チームが優勝している」

ユヴェントスを率いるアッレグリ photo/Getty Images

今季のセリエAは派手な攻撃も目につくが……

昨季までセリエAを支配していたユヴェントスは、当然今季もスクデットを目標としている。ただ、今季は少し様相が違う。破壊力抜群の攻撃力で頂点を狙うナポリ、セリエAを知り尽くすルチアーノ・スパレッティの下で堅実に勝ち点を積み重ねるインテル、積極的な補強をおこなったミラン、近年ユヴェントスを追い続けているローマ、そしてチーロ・インモービレを軸に攻撃的なフットボールを展開しているラツィオと、ユヴェントスを追うクラブの実力が上がってきている。

特にナポリ、ラツィオの攻撃力は脅威で、ユヴェントスは14日にそのラツィオと対戦することになっている。攻撃力は彼らの大きな武器だが、ユヴェントスを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリは攻撃よりも守備が大事と主張する。

伊『Calciomercato』によると、アッレグリは「分かっているのは、過去10年で失点数が2番目に少なかったチームが優勝したケースはたったの1度しかないということだ。確か2010年のインテルはリーグで2番目の失点数だったと思う。しかしあのシーズンだけだ。他のシーズンでは最少失点チームが常にスクデットを獲得している。常にだ」とコメントしており、失点を最少に抑えたチームがスクデットを獲得する可能性が高いと分析している。

ユヴェントスは今夏にレオナルド・ボヌッチが抜けてしまったものの、GKジャンルイジ・ブッフォンを中心に実力者は揃っている。今季も失点が大幅に増えることは想像しにくい。現在はインテルが3失点でリーグ最少、1試合消化が少ないローマが4点、ユヴェントスとナポリが5点で並んでいる状況だ。今季のセリエAは派手な攻撃に注目が行きがちだが、リーグ戦を制するうえでは守備力が何より大切なのだろう。
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