ケルンSD、ビデオ判定によるPK取り消しに不満「なぜ我々だけがこんな目に……」

主審に詰め寄るシュツットガルトやケルンの面々 photo/Getty Images

問われる説明責任

13日にブンデスリーガの第8節が行われ、ケルンがシュツットガルトに1-2で敗れた。

1-1の同点で迎えた88分に問題が発生。ケルンのFWセール・ギラシが敵陣ペナルティエリア内でデニス・アオゴに倒されると、主審はPKを宣告。しかし、後のビデオ判定によりPKが取り消されてしまい、ケルンは逆転のチャンスを逸することになった。

ケルンでスポーツディレクターを務めるヨルグ・シュマッケ氏は試合後に行われたインタビューで、主審の一連の裁定に対して不満を露わにした。独『Bild』が伝えている。
「選手同士の接触は間違いなくあった。主審のPK判定は間違っていなかったはずなのに、なぜ我々だけがこんな目に遭わなければならないのか。この件についてはしっかりとした説明がなされるべきだと思う」

同リーグ第4節のドルトムント戦に続き、ビデオアシスタントレフェリー制度による不利な判定を下されてしまったケルン。(シュツットガルト戦の)前述の場面では多数の選手による抗議で主審が事態の収拾に手間取ったほか、なぜ一度下されたPK判定が取り消されたのかという疑問が関係者や観客のなかで付きまとうなど、多くの問題点を残すことになった。今後もビデオ判定によりジャッジが覆った際の選手や観客への説明責任が問われることになるだろう。

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