ジダンの“ベンゼマ絶対主義”がモラタを退団へと追いやっていた?

現在はチェルシーで活躍する photo/Getty Images

“納得できなければ”……

レアル・マドリードとアルバロ・モラタの別れは起こるべくして起こったのかもしれない。少なくとも2人のフランス人が彼の運命を大きく変えたと言えるだろう。

2008年よりレアル下部組織に在籍したモラタは2年間のイタリア生活を経て、2016-17シーズンに再びサンティアゴ・ベルナベウで戦うことを決意するも、最後までカリム・ベンゼマの牙城を崩すことができず、ベンチ生活に甘んじていた。貪欲に成長を望むこのひたむきなスペイン人CFは最終的にチェルシーへと活躍の場を移すことになり、『Diario Gol』はその決断のキッカケとなったのがフランス人指揮官との対談だと指摘。曰く、昨季終盤にモラタはジネディーヌ・ジダン監督から、仮にレアルに残留する場合はベンゼマが常に1stオプションであることを受け入れる必要があると諭され、それに納得できなければ新天地を求めるべきだと告げられたという。

つまり、ジダンとベンゼマによるフレンチコネクションがベルナベウにおいて一定の功績を残している内は、モラタの輝く時間はごく限られたものにしかなり得なかったということだ。現在のモラタは“青い新天地”において7試合6ゴールという圧巻のパフォーマンスを見せ、前任者ジエゴ・コスタを忘れさせる活躍を披露。移籍が正解だったことを体現しているものの、ユースから在籍していた古巣を去る決断は決して容易なものではなかっただろう。
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