開幕7連勝で首位も、謙虚な姿勢のナポリ指揮官「ユーヴェが最強。優勝候補もまだ彼ら」

謙虚な姿勢を見せるサッリ監督 photo/Getty Images

ここ7~8年のユーヴェは別次元

1989-90以来、28年ぶりのスクデット獲得を目指すナポリ。現在セリエAで単独首位に君臨している同クラブだが、一切の油断はない。

ナポリは開幕戦となったヴェローナ戦で3-1の白星スタートを切ると、昨季躍進を遂げたアタランタ(第2節)や、イタリア・スーパー杯でユヴェントスを撃破したラツィオ(第5節)などを退け、唯一開幕7連勝を飾っている。

しかし、伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたナポリのマウリツィオ・サッリ監督は「冷静に考えて、ここ7〜8年はユヴェントスが最強のクラブだ。私が思うに、今季の優勝候補もまだ彼らである。我々が100%に達したらどうなるかはまだわからないが、ユーヴェの対抗馬ではない。彼らは別次元にいるからね」と話し、謙虚な姿勢を見せている。そして、開幕7連勝についても「(序盤すぎて)考慮するに値しない。確かに快感だが、シーズンを決定づける瞬間はまだまだ遠いよ」とも述べた。
さらに、中断期間明けの14日に敵地で行われるローマ戦については「ディ・フランチェスコは素晴らしい監督。そして、ローマも強い。この試合は、我々にとって落とし穴になる可能性があり、この強力なチームが我々に問題を引き起こさせるかもしれない」とコメント。昨季2位を争った強豪クラブを警戒している。

はたして、ナポリはローマを退け、見事8連勝を飾ることができるのか。今後の順位を左右する試合になるかもしれない。

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