ユヴェントスには問題がある ナポリ会長「私ならポグバを絶対売却しなかった」

ナポリのデ・ラウレンティス会長 photo/Getty Images

今季こそユヴェントスの支配を終わらせるか

無傷の7連勝でセリエA首位に立っていることに余裕を感じているのか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長も上機嫌だ。現在セリエAでは開幕7連勝のナポリが首位に立ち、それを6勝1分のユヴェントスとインテルが追っている状況だ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、同会長はナポリが首位に立っていることについて特別な驚きはないとチームへの自信を口にすると同時に、王者ユヴェントスには不安材料がいくつかあると指摘している。

「ナポリが首位に立っていることに驚きはない。ただ、タイトルレースが終了するのは3月の終わりあたりということも分かっている。私はローマのことも好きだよ。ディ・フランチェスコは私を驚かせているよ。彼らはサラーを失ったのに上手くやっているね。チームの状況は簡単ではないが、ディ・フランチェスコはよくやっているよ」
「ユヴェントス?いくつか不安な部分があると思うよ。彼らは今季リーグを制覇できるとの確信はない。誰かが得点を決められなくなれば、それは問題だね。彼らにはボヌッチもいない。彼は不可欠な存在だった。ピルロの代役がいないようにポグバの代わりもいない。私がユヴェントスの人間ならポグバは絶対売却しなかったね。私なら永遠に彼を残留させるさ」

同会長の指摘した誰かが得点を決められなくなればとは、もちろんFWゴンサロ・イグアインを指している。ナポリを去ってライバルのユヴェントスへ向かったイグアインとの関係は良好なものではないと言われており、同会長としてはイグアインに批判がある現状に思うところもあるのだろう。今季はユヴェントスの支配を終わらせるチャンスとも言えるが、ナポリの勢いはいつまで続くのか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ