「ブスケッツみたいにプレイしろ」と言われても…… PSGを離れたポーランド代表MF、前上司への不満を吐露

現在はウェストブロムでプレイしているクリホビアク(中央) photo/Getty Images

「エメリ監督は僕を欲していなかった」

昨夏にセビージャからパリ・サンジェルマンに移籍したMFグジェゴシュ・クリホビアク(ポーランド代表)。EURO2016でのハイパフォーマンスが認められ、鳴り物入りでパリ・サンジェルマンに加入した同選手だが、昨季のリーグ・アンで先発出場が7試合に留まるなど、本領を発揮できず。現在は1年間のローン移籍という形でウェストブロムウィッチ・アルビオンに在籍している。

捲土重来を図るなか、同選手がセビージャ時代より師事したウナイ・エメリ監督(現パリ・サンジェルマン)の指導について言及。パリ・サンジェルマン在籍時に無理難題を押し付けられていた旨を明かした。仏『L'Équipe』が伝えている。

「エメリ監督は僕に『セルヒオ・ブスケッツ(現バルセロナ)のようにプレイしろ』と言ってきたんだ。この言葉を聞いて、彼(エメリ監督)が僕のことを心から欲していないことを悟ったよ。その後に彼と話し合いの場を設けたけれど、彼はこのクラブに僕の居場所はないと早い段階で結論づけていたのかもしれないね」
中盤でのボール奪取や縦に鋭いドリブル突破を持ち味とするクリホビアクだが、中盤の底から正確なパスを供給するブスケッツとはプレイスタイルが異なる。後方からのビルドアップを重視するエメリ監督の戦術とのミスマッチを克服できず、一度同クラブを離れることになった同選手だが、ローン期間終了後の去就に注目が集まる。

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