欧州でなかなか芽が出ない“ブラジルの至宝” 2年経たずして母国出直しか

インテルからベンフィカへレンタル移籍したカビゴル

インテルに続き、ベンフィカでも苦戦を強いられるガビゴル photo/Getty Images

欧州でなかなか芽が出ない「ブラジルの至宝」ガブリエウ・バルボサが、2年経たずして古巣へ復帰することとなるかもしれない。

昨夏、母国ブラジルに初のオリンピック金メダルをもたらし、満を持してサントスからインテルへ移籍したカビゴルことガブリエウ・バルボサ。しかし、自身初の欧州挑戦となったインテルでは、なかなか出場機会を得ることができず。昨季は公式戦10試合に出場(スタメンは1試合のみ)し、ゴール数はわずかに「1」となっていた。

そのため、出場機会を求めて今夏の移籍市場で、ポルトガル王者のベンフィカへレンタル移籍することを決断。だが、新天地でも再び苦しいシーズンを送っており、これまで3試合の出場(スタメンは1試合)にとどまっている。
そんな中、伊『Gazza Metcato』などがブラジルメディアの報道をもとに、ガビゴルの母国復帰の可能性を報じている。同メディアらによると、このままチームに適応することができなければ、ベンフィカは2018年6月末までの契約を早期に終了する構えでいるとのこと。そうなった場合、古巣サントスへ再度レンタル移籍する可能性が高いようだ。

はたして、ガビゴルは少ないチャンスを活かし、欧州で結果を残すことができるのか。それとも、ブラジルから出直すこととなってしまうのか。今後の動向に注目が集まる。

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