崖っぷちに立たされたモンテッラ監督 ミラン首脳が“闘犬”に就任オファーか

現役時代は“闘犬”の愛称で親しまれたガットゥーゾ氏 photo/Getty Images

攻守の歯車が噛み合わず

今季のセリエA第7節終了時点で、4勝3敗の7位に留まっているミラン。今夏にDFレオナルド・ボヌッチ(前ユヴェントス)をはじめとする数多くの実力者を迎え入れた同クラブだが、同リーグ7試合中5試合で失点を喫するなど、脆弱な守備が浮き彫りに。また、攻撃陣も上位7クラブの中では最少となる10得点に留まるなど、攻守両面で詰めの甘さを露呈している。

ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の手腕を疑問視する声が各メディアで報じられるなか、同クラブがジェンナーロ・ガットゥーゾ氏(現在同クラブのプリマヴェーラを指揮)のトップチーム昇格を検討していることが、伊『SPORT MEDIASET』で明らかに。15日に行われる同リーグ第8節(インテル戦)から第11節(ユヴェントス戦)までに得られた結果やパフォーマンスを総合的に勘案し、同クラブの首脳陣がモンテッラ監督の進退を明らかにするという見解が併せて示された。

同リーグ第6節(サンプドリア戦)終了後に「我々のプロジェクトは発展途上」と語るなど、現有戦力の適性の見極めに苦慮している感が否めないモンテッラ監督。2013-2014シーズンの途中まで続いたマッシミリアーノ・アッレグリ政権以降、約1年ごとの監督交代を繰り返している同クラブだが、迷宮から脱するにはまだまだ時間を要するのかもしれない。

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