昨季左目負傷のミランDF、引退も考えた苦悩の日々を回想「もう戻れないと思った……」

昨季はチームのキャプテンマークを巻いてプレイすることもあったアバーテ photo/Getty Images

当初の予想を上回る深刻な怪我を乗り越え、復活を遂げたアバーテ

負傷による長期離脱で、昨季の終盤戦を棒に振っていたACミランのイタリア代表DFイグナツィオ・アバーテが、苦悩の日々を振り返っている。

2月26日に敵地で行われた昨季のセリエA第26節サッスオーロ戦で左目を負傷したアバーテ。当初の予想を上回る深刻な怪我で、第27節以降の試合を全て欠場し、治療に専念していた。そして今夏、長きに渡るリハビリの末にチームへ復帰。すでに今季公式戦6試合に出場しており、メンバーが大幅に変更された新生ミランで、完全復活に向けて着実にアピールしている。

そんなアバーテがクラブの公式チャンネル『Milan TV』のインタビューに応じ、「レッジョ・エミリア(サッスオーロのホームタウン)での出来事は思い出したくもないよ」とコメント。さらに「あの時のこと(目を負傷した時のこと)を否定するつもりはない。だけど、もう戻れないかもって思ったし、引退も考えたよ」と当時の心境を明かした。
そして「ただ、全てが順調に進み、僕の目は回復した。旧チームと新チームのメディカルスタッフには感謝しきれないよ。復帰してから初めてサン・シーロのピッチに立ったときは、本当に嬉しかった。緊張もしたけど興奮したね」と再びプレイできる喜びを語っている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ