ドルトムントMF、苦しい4ヶ月間のリハビリ生活を回想「誰とも会いたくない時期があった」

足首を骨折し、長期離脱を余儀なくされていたヴァイグル photo/Getty Images

ケルン戦で待望の復帰を果たしたヴァイグル

長期離脱から復帰を果たしたドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、現在の心境などを明かした。

5月に行われた昨季のブンデスリーガ第33節アウクスブルク戦で足首を骨折し、戦線離脱を余儀なくされていたヴァイグル。今月17日に行われた第4節ケルン戦で、67分にヌリ・シャヒンに代わって途中出場を果たし、約4ヶ月ぶりにトップチームの一員としてピッチに立った。その後、チームも5-0の大勝を収めている。

そんなヴァイグルがブンデスリーガ公式のインタビューに応じ、次のような質問に応えている。
ーー4ヶ月間の怪我から復帰し、ピッチに戻ってこれたときはどのように感じましたか?

「感動したよ。こんなに素晴らしいとは思ってもいなかったからね。僕にとって簡単な試合ではなかったけど、とても楽しかったよ。これまでのハードなリハビリがようやく報われた」

ーー自身にとって初めての大怪我だったが、どのような思いがありましたか?

「僕にとって何もかもが初めてだった。そして、苦しい時期もあったよ。なかなか前へ進むことができなかったし、チームメイトが外でトレーニングしている間も一人だけジムにこもっていたからね。ただ、僕はポジティブな人間だから、常日頃からプラスになるようにと心がけていた。それでも、誰とも会いたくなくて、家から出たくないと思った時期があったよ」

ーーまだ怪我の不安がよぎることはありますか? 

「まさに、2週間前がそうだった。怪我の不安があったから、戦うことを体が勝手に避けてしまっていたんだ。U-23での試合へ出たことが役立ったよ。この試合で足首を蹴られたんだけど、そのときは恐怖が頭をよぎった。でもしばらくして問題がないことに気づいたとき、不安を拭い去ることができたよ」

ーー現在のチーム状況について

「もちろん、非常に気分はいいよ。トッテナム戦では敗れてしまったが、素晴らしいカウンターにしっかりとしたDF陣。これまでのポゼッション率が高い試合運びもできているしね。システムや考え方に、自信を持つことが大切だと思う。これまで失点をゼロに抑えられてきたことは本当に素晴らしい。非常に心強いよ」

今季も多くの怪我人に悩まされているドルトムントだが、頼れる選手が帰ってきた。ヴァイグルはコンディションを整え、チームの勝利に貢献することができるのか。今後の活躍に期待したい。

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