セスク、語る アーセナルとの関係は「元カノ以上」

稀代のゲームメイカー、セスク photo/Getty Images

チェルシーを選んだ理由も明かす

「アーセナルへの想いは今もある」。古巣と同じくロンドンを拠点とするチェルシーのスペイン人MFセスク・ファブレガスが、自身を成長させてくれたクラブへの変わらぬ愛情を放出している。

彼とガナーズの物語を知るには、ティーンエイジャーの時分にまで遡る必要がある。1997年から2003年までバルセロナユースに育ったセスクは、継続的なプレイタイムとアーセン・ヴェンゲルの愛情を求めて渡英すると、わずか16歳でトップチームデビューを飾った。その後はパトリック・ヴィエラの残した大きな穴を埋める大役を担い、いつしかガナーズにおける最重要人物の1人として君臨。『sky SPORTS』の取材に応じたセスクはチェルシーでプレイする現在もなお古巣への気持ちは不変であると断言した。

「アーセナルが“元カノ”? そうとは違うよ。元カノよりも大切な存在だ。だって元恋人は一度関係を絶ったらそれっきりだからね。僕は今もアーセナルに愛情があるし、強い想いもある。信じてもらえないかもしれないが、自分では分かるよ」

なぜ信じてもらえないのか。それは2014年にバルセロナを再び離れる際、彼が“元カノ”よりも大切なアーセナルではなく、チェルシーへの入団を選んだからだ。もちろんその点においても、彼は次のような釈明を加えている。

「バルサから退団する時、当然アーセナルへ行くことは僕の中で優先的なオプションだったよ。でもバルサはクラブ間で様々な交渉を含むやり取りをする必要があり、その猶予は1週間だった。そこへ急接近してきたのがチェルシーで、モウリーニョと僕は密に話し込んだ。そして僕は彼から自信を与えられたんだよ。チェルシー行きは素晴らしい選択になるとも納得させてくれた。その一方でアーセナルは1週間の内になんの返答もせず、僕にも何も言ってくれなかったね。最終的に僕はチェルシーを選んだ」

皮肉にも現在のアーセナルはセスクのような突出したゲームメイカーを求めており、セスクもまた走力とアクティビティを最大限に酷使する現在のチェルシーでは得られていない100%の信頼と愛情を再び必要としているのかもしれない。アーセナルとセスク・ファブレガス。両者のラブストーリーはまだまだ新展開を迎える余地がありそうだ。
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