下した決断へのリスペクトも示す
イングランドのチェルシーでプレイするベルギー代表FWエデン・アザールが、今夏にバルセロナを離れたブラジル代表FWネイマールの決断について語っている。
カンプノウでリオネル・メッシやルイス・スアレスと共に世界最強トリオ“MSN”を構成し、ありとあらゆるタイトルを確保してきたネイマールだったが、新たな挑戦の場としてフランスの地を選択し、290億円もの大金を残してPSGの一員となった。そんな一大決心を下したネイマールについて、アザールは『SFR』の取材で「驚いた」と話している。
「ネイマールのバルセロナ退団にビックリしたかって? あぁ、驚いたね。もちろんPSGも世界有数のクラブだけど、バルサは世界最高のクラブなんだ。彼の移籍を“キャリアの後退”と言うつもりはないけど、バルサで2~3人の世界一の選手たちと一緒にプレイできていたのに出て行ってしまった。まぁ、PSGもすべてのタイトルを勝ち取ることのできる偉大なクラブだけどね」
同時に、そのような決断を下した人物へのリスペクトもアザールは忘れなかった。
「ネイマールにはネイマールの理由がある。僕らは他人の決めたことに敬意を払うべきだね。それにもしも彼がPSGであらゆるタイトルを獲得できたとしたら、彼の選択は正しかったと皆は言う必要があるよ」