試合は辛勝を飾るも……
今夏のマーケットでスペインへの参戦を果たしたばかりの若者に早速の災難が襲いかかった。バルセロナの新加入FWウスマン・デンベレは、左足の負傷によりしばらくピッチ外からの観戦を強いられることとなりそうだ。
16日に敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスへ乗り込み、ヘタフェとリーガ・エスパニョーラ第4節を戦ったバルセロナ。試合は39分に日本代表MF柴崎岳によるスーパーゴールが炸裂するよもやの展開となるも、後半にデニス・スアレスとパウリーニョの得点でアウェイのバルサが逆転勝利を収めた。
無事に勝ち点3を確保し、開幕から無傷の4連勝を飾ったバルセロナだが、29分には今後にも大きな影響を与えるであろうトラブルが発生している。この日、スアレスやメッシと共に先発出場を果たしていた20歳のデンベレが左足のハムストリングを痛め、FWジェラール・デウロフェウと無念の交代。現地紙『MARCA』はおよそ3週間ほど戦線離脱することになるだろうと報じている。
夏に渡仏したネイマールに代わり、約130億円もの大金でドルトムントからカンプノウへと上陸したデンベレ。将来性溢れるこの新鋭が一刻も早くピッチへ復帰できるよう期待したいところだ。