契約満了が近づく
アーセナルとメスト・エジルの別れが着々と現実味を帯びつつあるのかもしれない。チームを牽引する不世出の天才MFはライバルチームへ加入することを望んでいるようだ。
2017-18シーズン限りでガナーズとの契約が満了を迎えるエジルだが、いまだにクラブとの新契約締結には至っておらず、多くの現地メディアが両者の“関係破綻”を伝えている。そして、これまでエジルへの懸命なサポートを施し、声を枯らしながらエールを贈り続けてきたファンは、愛する選手がライバルチームで輝く姿を見ることになるかもしれない。英『Manchester Evening News』は、エジルがアーセナルからの退団を熱望し、その新天地としてジョゼ・モウリーニョ率いるマンチェスター・ユナイテッドを求めるだろうと報道。このポルトガル人指揮官とエジルは2010年からの3年間をレアル・マドリードで共に過ごし、多くの感動をシェアした仲だ。
つまりアーセナルはこのままエジルとの契約延長を実現できなければ、「ゼロ円での退団」に加えて「ライバルチームの強化」という問題に直面する可能性が出てくる。同クラブからはエジルの他にアレクシス・サンチェスにも退団の噂が囁かれており、2大エースとの別れは大きなパワーダウンをもたらすことになるだろう。