W杯出場権獲得もあった8月
サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は、今季を最高の形でスタートさせた。
吉田は第4節こそ代表戦の影響もあって欠場したが、開幕から3試合連続でスタメン出場。そのうち2試合はクリーンシートを達成しており、昨季からの良い流れは続いている。そんな吉田はサポーターが選ぶ8月のチーム月間MVPに選ばれ、サポーターからもその活躍が認められている。
クラブの公式サイトによると吉田は、「本当にうれしいです。サポーターとチームメイトに感謝したいですね。たった3試合しかプレイしていないですけど、もっと良い結果を掴めるよう取り組んでいかないと。自分の状況は分かっていますし、チーム内には競争もあります。ハードワークを続けてシャープにならないといけないし、新指揮官やサポーターに自分のクオリティを見せないといけないですね」とコメントしている。
また、良かったのはサウサンプトンでのプレイだけではない。8月といえば31日に2018ロシアワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア代表戦があり、吉田はそこでもクリーンシートを達成して2-0の勝利に貢献。ワールドカップ出場権を獲得している。吉田も「8月は自分にとって良い月になりました。9月はさらに良くなるようにしたいですね」とコメントしており、吉田は最高の形でシーズンをスタートさせている。
今後もフィルジル・ファン・ダイク、新加入のヴェスレイ・フートらとのポジション争いがあるが、そこでも生き残ってワールドカップ本番に最高の状態で臨んでほしいところだ。