対峙するチームでプレイしていた可能性も
ドイツのドルトムントに所属するガボン代表FWピエール・オバメヤンは、過去にトッテナム移籍が間近に迫っていたことを認めている。
13日にチャンピオンズリーグのグループステージ開幕戦で名門トッテナムと激突するドルトムントのエースが、独紙『Bild』のインタビューに応じると、2012年にスパーズへの移籍交渉が進展し、自身もロンドン行きを熱望していたと回想。最後の局面で交渉が行き詰まり、正式なサインとはならなかったと振り返っている。
「僕はその時、トッテナムに出向いて彼らのスタジアムや練習場も見てまわったし、交渉も進めていた。でも、しばらくした後、彼らは一切僕に接触して来なくなったんだ」
これは先週、元スパーズ監督のティム・シャーウッド(2013-14シーズンに指揮)によって明かされたエピソードと一致する。オバメヤンとトッテナムは当時、合意が近付いていたものの、シャーウッドの前任者であるアンドレ・ヴィラス・ボアス監督がこれを見送っていたというものだ。その後、スパーズがハリー・ケインという世界的CFの台頭を待つのにどれだけの時間を要したかを考慮すれば、ヴィラス・ボアスの判断は間違っていたと糾弾されてもおかしくはないだろう。