昨季王者のチェルシーと比較
プレミアリーグは4節が終わって、アーセナルは2勝2敗と決して良いとはいえないスタートを切った。しかし、右サイドを務めるエクトル・ベジェリンは、昨シーズンのチェルシーと比較し、優勝を諦めるのはまだ早いと持論を展開させている。
昨シーズン王者のチェルシーは、4節終了時点では3勝1分と申し分ないスタートを切っていた。しかし、その後の2連戦でリヴァプール、アーセナル相手に完敗している。それでも優勝を成し遂げたチェルシーを例に挙げ、ベジェリンは英『IBTimes』に必ずしもスタートダッシュが重要だとは限らないと語った。
「チェルシーの昨シーズンの初めがどれくらいで、どう最終的に優勝したのか見て欲しい。一貫性は必要だが、必ずしもスタートが全てではない。チェルシーのシーズン初めの結果を見れば、(今シーズンのアーセナルと)同じ難しい状況にあった。そこから彼らは驚異の13連勝をし、プレミアリーグを勝ち取った。それに比べて(昨シーズンの)マンチェスター・シティは、素晴らしいスタートを切ったが最終的にはフェードアウトしている。重要なことはシーズンを通して一貫して戦うことだ。我々は最悪の2試合を過ごしたが、6ポイントを獲得している。プレミアリーグで優勝するため、毎日ハードワークをこなしているんだ。たった2試合良くなかっただけだよ」
アーセナルには毎シーズン同じような浮き沈みの波があり、一貫して良いパフォーマンスを発揮できていない。しかし、波に乗ったときのアーセナルはどんな相手にでも結果を残す。そのパフォーマンスをシーズン通して行なうことができれば、プレミアリーグ制覇も夢ではないかもしれない。