ユナイテッドと新たに契約を交わしたイブラヒモビッチ
今夏、マンチェスター・ユナイテッドと新たに1年契約を交わしたズラタン・イブラヒモビッチ。35歳という年齢で今年4月に大怪我を負い、復帰時期が不透明なのにも関わらず、同選手にはオファーが絶えなかった。その中でも古巣ミランから復帰のお誘いがあったが、イタリアに戻る選択肢はなかったという。
イブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、同選手をイタリアに戻すことすら考えていなかったことを明らかにしている。伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じた同氏は、「彼は上手くやっている。1月には復帰できるだろうが、確かではない。私は真実しか言わないよ。彼をイタリアへ戻そうとはしなかった。我々はマンチェスター・ユナイテッドのプロジェクトを尊重すると決めていたんだ」と、ユナイテッドと再契約することだけを考えていたとコメントした。
イブラヒモビッチも今はピッチに戻ることだけを考えているようで「クラブは常に残留を求める意志を伝えてくれた。オールド・トラッフォードのピッチに戻ることが待ちきれないよ。しかし、時間が必要だということは知っているし、準備ができていることを明確にしなければならない。これからもハードワークを続け、ピッチに戻るためにコンディションを最高の状態に戻してみせるよ」と語った。同選手のコメントを英『EXPRESS』が伝えている。
常に最高のレベルでプレイし、年齢を感じさせない活躍を見せているイブラヒモビッチは、選手としても人としてもチームに欠かせない存在だ。イタリアではなくイングランドでの戦いを続けることを選んだ同選手の復帰を、今は待つのみである。