PSGのチャンピオンズリーグ制覇はあり得るか? バラック氏「マドリーとは同じレベルではない」

UCL制覇狙うPSG photo/Getty Images

パリの目標はUCLにあり

今夏にバルセロナからネイマール、モナコからキリアム・ムバッペを引き抜いたパリ・サンジェルマンが目指すのは、チャンピオンズリーグ制覇だ。国内リーグの制覇は最低限の目標であり、パリがこれだけの資金を投じたのはチャンピオンズリーグ制覇を実現するためだ。

クラブのアル・ケライフィ会長は以前2年以内にチャンピオンズリーグを制したいとの意欲を示していたが、それは叶うのだろうか。

米『ESPN』によると、元ドイツ代表MFのミヒャエル・バラック氏はまだ難しいとの考えを口にしていた。同氏は「私にとっては現在全ての面でレアル・マドリードがトップだ。経験値、レベル、近年の成功などね。PSGの補強があったとしても同じレベルではない。彼らにも優勝するチャンス、力はあるけど、それは他クラブも同様。個人的な意見ではマドリーが最右翼だ」とコメントしている。
パリの補強は豪華ではあったものの、まだレアルには適わないとの考えだ。レアルも今季はリーガ・エスパニョーラで鈍いスタートを切ったものの、徐々に調子を上げてくるだろう。過密日程に対応するだけの選手層もあり、チャンピオンズリーグでも高い確率で上位に進出してくるはずだ。パリもスター選手が集まっているものの、まだ今季彼らを上回るのは難しいのかもしれない。


パリは12日のセルティック戦から冒険がスタートすることになり、まずはグループステージで圧倒的な力を見せたいところ。もう昨季のようなベスト16敗退などは許されないが、今季パリはどこまで躍進できるか。

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