10日、日本代表FW浅野拓磨が所属するシュツットガルトはアウェイでシャルケと対戦した。浅野は代表戦に出場した影響もあってベンチスタートとなり、シュツットガルトはヨシップ・ブレカロ、チャドラック・アコロ、シモン・テロッデの3トップで臨んでいる。
試合はいきなり動く。4分、シュツットガルトのクリアボールが相手に当たってペナルティエリア内に転がると、これを処理しようとしたシュツットガルトのマンガラが相手選手を倒してしまう。これをVARでチェックし、主審はPKを指示。ベンタレブがPKを決めてシャルケが早々にリードを手にする。
その後はシャルケが後方に引いて守備を固め、シュツットガルトがボールを回す展開に。シュツットガルトはなかなかシャルケの守備陣を崩せなかったが、40分に浅野のライバル2人が結果を出す。右サイドに流れたブレカロがクロスを送ると、これをアコロが押し込んで得点。シュツットガルトが同点に追いつく。
シュツットガルトはこの勢いを維持したいところだったが、後半開始早々にシャルケにリードを許してしまう。47分、フリーキックにナウドが頭で合わせてシャルケがあっさり勝ち越すと、その1分後にはパスに抜け出したブルグスタラーが相手GKとの1対1を制して3点目。シャルケが電光石火の2点で3-1とリードを手にする。
シュツットガルトは72分に浅野が途中出場すると、79分にはペナルティエリア内から際どいシュート。これはGKに当たってゴール方向にこぼれたものの、シャルケDFがカバーしてゴールとはならず。
試合はそのまま3-1でシャルケが勝利。シュツットガルトはアウェイで勝ち点を得ることはできなかった。
[スタメン]
シャルケ:フェアマン、ナスタシッチ、ナウド、オチプカ、ケーラー、スタンブリ、ゴレツカ、ベンタレブ(→ブルグスタラー 46)、マイヤー(→カリジューリ 46)、コノプリャンカ、ハリト(→マッケニー 76)
シュツットガルト:ツィーラー、ベック(→浅野 72)、アオゴ、バウムガルトル、カミンスキ、パヴァール、ゲントナー、マンガラ(→アスカシバル 62)、アコロ(→ドニス 59)、ブレカロ、テロッデ
[スコア]
シャルケ 3-1 シュツットガルト
[得点者]
シャルケ:ベンタレブ(4)、ナウド(47)、ブルグスタラー(48)
シュツットガルト:アコロ(40)