プレミアに止められるDFは存在せず
8月は相変わらず無得点だったが、トッテナムFWハリー・ケインが9月に入ったとたん魅せてくれている。代表戦でも得点を決めていたが、9日には難敵エヴァートン相手にさすがの2得点。チームを3-0の快勝に導いた。今やケインはプレミアリーグ屈指の点取り屋となっており、相手DFは研究してもケインを止めることができないでいる。
英『FourFourTwo』によると、トッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノもケインのパフォーマンスを絶賛している。ポチェッティーノが今回比較したのは、アルゼンチンの点取り屋ガブリエル・バティストゥータだ。圧倒的なパワーで相手をねじ伏せて得点を量産していたバティストゥータとケインの姿が重なるようで、ポチェッティーノは確かな手ごたえを口にしている。
「バティストゥータは破壊者だった。非常に強いメンタル、シュート、そして偉大なプロフェッショナルだった。私にとってのバティストゥータはここにいる。ケインも破壊者だ。昨季の彼の得点数を見るといい!メンタルレベル?間違いなく同じだよ。2人はキャラクターが違うけど、私はケインがバティストゥータのレベルにあると思うよ」
ケインは圧倒的なスピードを持っているわけではないが、ゴール前での動きや高い得点能力などセンターフォワードに求められる能力を高いレベルで備えている。まさに純粋なセンターフォワードといったイメージで、ポチェッティーノはバティストゥータと重ねているようだ。