衝撃の0-5大敗
9日にリヴァプールがマンチェスター・シティに0-5で大敗したのは衝撃だったが、もう1つ驚くデータがある。それは、これがユルゲン・クロップ体制になって以降初めてトップ6相手に敗れたゲームだったからだ。昨季もリヴァプールの課題は格下相手に勝ち点を取りこぼすところにあり、上位陣からは勝ち点をしっかり奪えていた。それは今季アーセナルを4-0で撃破したことからも分かってくるのだが、クロップはここまでトップ6相手に無敗を続けていた。
英『Daily Mirror』によると、クロップ就任以降のリヴァプールはトップ6と19試合戦って9勝9分1敗の成績を残している。この1敗はマンC戦だ。トップ6相手には計勝ち点36を奪っていることになり、これは他の上位陣と比較してもトップの数字だ。
昨季王者のチェルシーは同期間でトップ6相手に勝ち点27、トッテナムも27、マンチェスター・ユナイテッドは22、アーセナルは16、意外にもマンチェスター・シティが最も少ない15点となっている。
同メディアはクロップ体制のリヴァプールがここまでトップ6相手に負けていないのは信じられない記録と伝えており、マンCに大敗を喫したとはいえ今季もリヴァプールは上位陣にとって非常に厄介な相手となるだろう。