マネが顔面ハイキックで退場に クロップ監督は判定に困惑

退場判定に落胆するマネ(右) photo/Getty Images

「単なる事故だった」

9日にプレミアリーグ第4節が行われ、リヴァプールがマンチェスター・シティに0-5で敗れた。

同試合の37分にFWサディオ・マネ(リヴァプール)が味方からのロングボールに反応し、ペナルティエリア外に飛び出した相手GKエデルソン・モラレスと交錯。その際にマネの足がエデルソンの顔面を捉えたとし、ジョナサン・モス主審は迷わずマネにレッドカードを提示した。リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は試合後の英『sky SPORTS』のインタビューで、一連の判定について困惑した心境を明かしている。

「あのプレイは単なる事故だった。私にはマネが相手よりも速くボールに触れたいという一心で足を高く上げたように見えたからね。ただ、(マネの立場で考えると)相手GKの姿が十分に見えてなかったのかもしれないし、まさかレッドカードに値するとは思わなかったよ」
サッカーの競技規則では、「過剰な力や相手競技者の安全を脅かす方法で、相手競技者に対し片足もしくは両足を使って前、横、あるいは後ろから突進した場合、著しく不正なプレイを犯したことになる(一発退場が命じられる)」と定められている。マネが自身のSNSを通じて「悪意はなかった」と述べていることもあり、一連のプレイが過失であることは明白だが、故意でなければ退場を免れるという規定は存在しない。実際に同選手の足がエデルソンの顔面に当たってしまった以上、一発退場は妥当と言わざるを得ないだろう。

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