移籍が成立せずとも100%の力出せるか
今夏プレミアリーグでは大物アタッカーを巡って様々な噂が飛び交った。その中心にいたのはアーセナルFWアレクシス・サンチェス、リヴァプールMFフィリペ・コウチーニョの2人だ。
サンチェスは近年のアーセナルの成績に不満を抱えていると言われ、チャンピオンズリーグでプレイしたいとの意思を明らかにしていた。そのことから今夏国内のライバルであるマンチェスター・シティに向かう可能性が盛んに噂されたが、最終的には成立しなかった。
コウチーニョはバルセロナがネイマールの後釜候補としてリストアップし、本人も移籍に前向きだった。しかしバルセロナはドルトムントからウスマン・デンベレを獲得し、コウチーニョはリヴァプールに留まった。サンチェスもコウチーニョも移籍が成立しなかったことでメンタル部分に何らかの変化があったのは間違いない。
ただし英『Manchester Evening News』によると、マンCを指揮するジョゼップ・グアルディオラは彼らが気持ちを切り替えてクラブのために全力プレイを見せてくれるはずと考えており、彼らのプロフェッショナルな部分に期待している。
「選手たちはプロフェッショナルだ。時に選手は移籍を求め、残留を求める。私はコウチーニョとアレクシスがすぐに自身の考えを変え、クラブのためにプレイしたがると確信しているよ。なぜなら彼らはプロフェッショナルだからね」
今夏の市場ではネイマールの移籍もあって少々混乱も起こったが、コウチーニョとサンチェスは再びクラブのために100%の力を注げるか。