恐れていた事態が現実に
2014年よりバルセロナに在籍しているイヴァン・ラキティッチ(クロアチア代表)。今季もリーガ・エスパニョーラ開幕2試合でフル出場を果たすなど、同クラブの中盤に欠かせない存在となっている。
好調を維持していた同選手だが、3日に行われたロシアW杯の欧州予選(コソボ代表戦)の55分に途中交代。交代理由がハムストリングの負傷であるほか、リーガ・エスパニョーラ第3節(エスパニョール戦)とUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節(ユヴェントス戦)への出場が困難であるという見解が6日付けのスペイン紙『SPORT』(スペイン語版)で示されている。
本来2日に消化する予定であったコソボ代表戦だが、豪雨により翌日に試合が延期に。クロアチア代表MFルカ・モドリッチが負傷のリスクが伴う過密日程の断行について不満を漏らしたこともあり、FIFA(国際サッカー連盟)の試合延期措置の在り方がクローズアップされていた。今回、バルセロナやクロアチア代表にとって恐れていた事態が現実のものとなってしまったが、今後も議論が必要なテーマであることは間違いないだろう。