「家に飾るメダルがひとつだけでは寂しい」
イングランドのノンプロリーグでのプレイを経て、2012年よりレスター・シティに在籍しているFWジェイミー・バーディ(イングランド代表)。2015-2016シーズンには日本代表FW岡崎慎司と強力な2トップを形成し、プレミアリーグで24得点8アシストを記録。各メディアで“おとぎ話”と称えられた同クラブの同リーグ制覇に大きく貢献した。
今季の同リーグ開幕戦で2得点を挙げるなどの活躍を見せるなか、同選手が自身の去就について言及。同クラブで選手キャリアを終えるとは限らないという考えを明らかにした。英『The Telegraph』が伝えている。
「僕は過去にアーセナルからのオファーを断った。ただ、今後新たにオファーが舞い込んで来たら、(そのオファーを受けることによる)メリットとデメリットを天秤にかけるよ。アーセナルからのオファーを断ったからといって、絶対にこのクラブを去らないということにはならないさ。僕はもっと多くの勝利やタイトルを勝ち取りたいんだ。家に飾るメダルがプレミアリーグのものだけでは寂しいね。もしかしたら行き先は中国やアメリカになるかもしれない。それは僕自身経験してみたいことでもあるんだ。家族を巻き込んでしまうかもしれないけれど、異なる文化のなかで今までにない経験をしたいと思っている」
今年の1月に30歳の誕生日を迎え、キャリアの岐路に立たされていると言っても過言ではないバーディ。今やイングランド屈指のストライカーへと成長を遂げた同選手だが、今後どのような決断を下すのだろうか。