ここ4試合で2得点
アルゼンチン代表は現地時間5日に、W杯南米予選でベネズエラと対戦し、1-1と引き分けに終わった。すでに敗退が決まっている最下位ベネズエラ相手に勝利を挙げたかったアルゼンチンだが、本戦出場圏内の4位に食い込むことができず、プレイオフ出場権のある5位に停滞している。監督のホルヘ・サンパオリは、神妙な面持ちで試合後の公式記者会見に姿を現した。
アルゼンチンは残り2戦で2勝できなければ、本戦出場へのストレートインは難しい状況となっている。リオネル・メッシの左足は火を吹かず、世界最高峰の攻撃陣を擁しても、W杯南米予選ここ4試合でわずか2得点と本来の力を発揮できていない。サンパオリ監督も、難しい状況であることを認めている。
「より複雑な状況となってしまった。我々にはより具体的な可能性があると、錯覚していたよ。とても重要な機会を逃した。勝利をとても楽しみにしていたが、これがフットボールだ」
アルゼンチンの残り2戦は、10月2日に4位ペルーとの直接対決があり、同月10日には8位エクアドルとの対戦が待っている。この2試合を勝ち切ることができれば、問題なく本戦出場を決めることができるが、それまでに選手たちはコンディションを整えることができるだろうか。運命を決める試合まで、時間はもう残されていない。