レマルの強みを力説
イングランドのアーセナルを指揮するアーセン・ヴェンゲル監督が、冬のマーケットで再び同胞との契約を目指すことになりそうだ。
およそ127億円とされるオファーを提示したものの、モナコは最後までフランス代表MFトマ・レマルの放出に応じることはなく、同クラブ副会長も「彼はモナコにとって欠かすことのできない重要な戦力だった」とその価値を改めて強調した。
しかし、今夏を通してこの新鋭ドリブラーへ熱視線を送り続けたアーセナルにとって、やはり易々と諦めることは困難なのかもしれない。英『THE Sun』が、レマルへの想いを口にするヴェンゲル監督の言葉を伝えている。
「冬にもレマルとのサインに動くかって? あぁ、そうだ。私はレマルがとてつもないポテンシャルを持っていると思うしね。ピッチ上では常に効果を発揮する選手だ。いつもボールへの関与に積極的な姿勢を見せているし、バランスに優れたところもある。守備にも奔走でき、その才能には皆が気付くことになるだろう。フィジカルやパワーだけでなく、動きやそのクオリティーも高いね」
夏にこの激しい求愛が結実することはなかったが、数ヶ月もすれば冬のマーケットが開幕し、再びチャンスが訪れる。果たしてフランス人同士による握手は交わされるのだろうか。今後の続報に期待だ。