本人は同僚に向けたジョークと主張
イングランド代表は4日にロシアW杯欧州予選で、スロバキア代表と対戦した。ホームで無事勝利を収めたイングランドだが、10番を背負うデル・アリがとった行動が物議を醸している。
デル・アリは後半30分頃、突如中指を立てるジェスチャーをしてしまう。この行為を中継カメラはしっかりと捉えていた。英『the guardian』は、「デル・アリは試合中に中指を立てるジェスチャーをカメラに捉えられたことから、FIFA(国際サッカー連盟)から処分が下される可能性がある」と伝えている。また、誰に向けて行なったのかで論争が巻き起こっており、主審に向けられたものとも見えると、同紙は伝えた。
しかし、同選手は自身のTwitterで「今夜のジェスチャーは、親友のカイル・ウォーカーに向けたジョークさ」と、主審への行為ではないことを明らかにしている。
誰に向けて行なったのかというよりも、試合中にプロフットボーラーにあるまじき行為をしたこと自体が問題だろう。子供たちのアイドルであり、国を背負う選手である以上、責任ある行動が求められる。