ケディラが特別な想いを胸に挑んだノルウェー戦 ドイツ代表、6発大勝でW杯出場へ王手

チームメイトと勝利の喜びを分かち合うケディラ photo/Getty Images

恵まれない子供たち1200人をノルウェー戦に招待

4日、ロシアW杯の欧州予選が各地で行われ、グループC首位のドイツ代表はノルウェー代表をホームへ迎え入れた。

試合は、開始10分にメスト・エジルのゴールで先制に成功したドイツ。ユリアン・ドラクスラーやティモ・ヴェルナーの追加点で前半を4-0で折り返すと、後半に途中出場を果たしたレオン・ゴレツカとマリオ・ゴメスがダメ押しゴールを決め、ノルウェーを相手に6-0の大勝を納めた。なお、2位の北アイルランドも勝利したため、ロシアW杯出場決定には至らなかったが、ドイツ代表はグループC初戦から怒涛の8連勝を飾り、本大会ストレートインへ王手をかけている。

試合後、ノルウェー戦で途中出場を果たしたドイツ代表MFサミ・ケディラが伊『sky SPORT』のインタビューに応じ、次のように語った。伊『TUTTOmercatoWEB』など複数のメディアが伝えている。
この一戦が自身の故郷であるシュトゥットガルトで開催されたもあり、特別な想いを胸に挑んだケディラ。まず「これだけの観衆が集まる中で、プレイできたことは素晴らしいことだ。僕らはこれが最後の試合だと思ってプレイし、不安を克服している。今日も素晴らしい攻撃のチャンスをたくさん作れていたと思うよ」と喜びを述べた。

そして、試合前に話題となっていた恵まれない子供たち1200人をこの試合に招待した件について聞かれると「不運な人々を助ける機会があれば、僕はいつだって喜んでそのような行動をとるだろう。僕もたくさんの喜びを与えてもらえるし、彼らの手助けができてとても嬉しいよ」とコメントしている。

ケディラが招待した大勢の恵まれない子供たちの前で、圧巻のパフォーマンスを披露したドイツ代表。10月5日に北アイルランドとの直接対決を控えている。この試合に勝利し、本大会出場を決めることができるのか。

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