ビリッチ監督、このままでは解任か
プレミアリーグで、まさかの開幕3連敗を喫したウェストハム。監督のスラヴェン・ビリッチは、早くも解任の危機に立たされており、後任候補の名前も既に浮上している。
英『EXPRESS』は、ビリッチ監督は3連敗後に同クラブのオーナーと重大な話し合いを行なったと報じている。内容については明かされていないが、ポジティブなものではないだろう。同紙によると、ウェストハムは同監督の後任候補として、現ニューカッスル監督のラファエル・ベニテスを招聘するのではないかという。同監督は2年前にウェストハムの監督就任に近づいており、ビリッチ監督が解任となれば可能性は高いと見ている。また、ベニテス監督とニューカッスルとの契約には、600万ポンド(約8億4000万円)の契約解除条項が含まれており、引き抜くことも十分可能だ。
今夏、ウェストハムはジョー・ハートやパブロ・サバレタなどの実力者を集め、ゴールハンターのハビエル・エルナンデスの獲得にも成功した。しかし、ここまでその補強に見合った結果は見出せていない。シーズン途中での監督交代はリスクが高いが、ウェストハムはこの状況が続くようであれば早めの決断も必要だろう。