リヴァプールでUCL優勝を経験しているL・ガルシア氏
ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍により、バルセロナ行きが一気に加速したフィリペ・コウチーニョだが、リヴァプールが最後まで首を縦に振ることはなく移籍は実現しなかった。気持ちの切り替えが必要な同選手に、リヴァプールのレジェンドであり、かつては10番も背負ったルイス・ガルシア氏がエールを送っている。
コウチーニョはバルセロナへの移籍を熱望していたとされ、プレミアリーグでは第3節まで背中の負傷や体調不良を理由に出場していなかった。しかし、招集を受けたブラジル代表ではゴールを決めるなど、なにも問題なく活躍している。同選手はメンタルの部分で大きなダメージがあると思われるが、L・ガルシア氏は気持ちを改める必要があると英『talkSPORT』に語った。
「今こそ彼の全てをピッチに捧げるべきだ。チームはそれを必要としているからね。チームを離れるべきではなく、気持ちを切り替え今シーズンについて考え直すべきだよ。チームの状態は良く、いい結果が得られるはずだ。UEFAチャンピオンズリーグ決勝に今シーズン行ければ、答えは見つかるだろう」
リヴァプールは開幕戦に躓いたものの、その後2連勝しアーセナル相手には4-0で快勝した。両ウイングのモハメド・サラーとサディオ・マネは強力で、コウチーニョは加わればリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇も夢ではないかもしれない。去就が定まったいま、コウチーニョは気持ちを切り替え、リヴァプールに集中する必要がある。