クラブへの愛も強調
イングランドのアーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルが、チームへのバッシングを続けるクラブOBに細やかな反論を繰り広げた。
昨季の不甲斐ないパフォーマンスやリヴァプール戦の“0-4大敗”など、現在のガナーズが批判の対象となることは決してビッグニュースではないが、エジルはそれらが“身内”からのものであるという事実に憤慨。チームへのネガティブな発言を繰り返す英雄イアン・ライト氏を含むレジェンドらの姿勢に関して、自身のSNS上でその不満をぶちまけている。
「チームはこの4年で多くのことを成し遂げてきたし、タイトルは計6つを獲得した。もちろん今の状況には僕も落胆しているし、受け入れる必要のある指摘があることも事実だ。でも僕のことやクラブを批判している人間は僕のことをよく知らないし、何人かはまさにこのチームで成功と失敗を経験したOBなんだよ。こちらもそういった批判を上手く処理する必要があるが、レジェンドはレジェンドらしく振舞うべきだね。喋りすぎるのではなく、チームをサポートしてほしいよ」
また、去就に関して多くの噂が飛び交ったドイツ人MFは現在もアーセナルへの愛が廃れていないことを強調した。
「将来的なことは分からないが、アーセナルでの5年目にワクワクしているよ。ここは偉大な人間と伝統によって成立するクラブだからね。アーセナルのユニフォームを着ることは最高に幸せなことだし、大きな誇りを抱いている」
シャルケ、ブレーメン、そしてレアル・マドリード。様々なクラブを渡り歩いた天才は今後もアーセナルと手を取り合い、大きな野望に向けて挑戦を続けていくことになるだろう。