かつてのチームメイトを警戒
今夏チェルシーへ移籍したFWアルバロ・モラタは、2日にスペイン代表の一員として2018ロシアワールドカップ欧州予選でイタリア代表と対戦する。イタリアにはジャンルイジ・ブッフォン、アンドレア・バルザッリらユヴェントスのDFがおり、モラタとはチームメイトとして戦った経験がある。
スペイン『El Pais』によると、モラタも彼らのことをリスペクトしており、ゴールを奪うのは難しいと考えているようだ。
まず今夏ユヴェントスからミランに移籍したDFレオナルド・ボヌッチについては、「ボヌッチはボールの扱いが非常に上手く、彼は最終ラインからゲームを組み立てられる。彼ならMFもできただろうし、完璧にやるだろうね」とコメント。
ベテランのバルザッリについては「彼はストライドが信じられないんだ。パワー、ポジショニングも良い」と語り、守護神のブッフォンのことも「彼はエイリアンだ。個人的には彼とカシージャスが歴史上最高のGKだと思っている」とコメントし、ゴールを奪うことの難しさを理解しているようだ。
また、今回は残念ながらジョルジョ・キエッリーニが負傷でイタリア代表を離脱してしまった。これはモラタにとっては好都合と考えることもできるはずで、モラタは「僕に最も問題を起こすもの?キエッリーニだよ。まさに檻に入っているゴリラから食事を盗まなければならないようなもの。1対1になってしまえば抜くのは不可能だ」と厄介さをアピールしている。
モラタにとってイタリア代表DF陣は厄介で、DF側もモラタのことを警戒しているはずだ。面白い駆け引きが見られそうだ。