C・ロナウドはいつ衰えるのか 米メディアも脱帽「いつか維持できなくなると見られていたが……」

レアルのエース・ロナウド photo/Getty Images

いつかが続いてもう数年経過

レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドはいつか体力が衰えて得点ペースが落ちる。そんなことを言われ始めてからもう何年経っただろうか。現在ロナウドは32歳になっているが、先日の2018ロシアワールドカップ欧州予選のフェロー諸島戦でハットトリックを達成するなど相変わらずの活躍ぶりだ。

しかもそのうちの1点はクロスに右足で合わせるド派手なジャンピングボレーで、体のキレは抜群だ。7、8年前と比較するとスピードは落ちたかもしれないが、それでも得点ペースは全く落ちる気配がない。この活躍に米『ESPN』も脱帽している。

同メディアは「数年前から維持できなくなると見られていたが、バイエルン、アトレティコ・マドリード、フェロー諸島戦でも彼は同じインテンシティを維持している。今となってはいつ終わるのか疑問」と伝えており、ベテランの域に入っても抜群のキレを誇るロナウドに驚いている。
その理由がロナウドの日々のトレーニングにあり、ロナウドは全てを手に入れてからもハードワークをやめていない。これは非常に珍しいケースで、同メディアも元祖怪物ロナウドやロナウジーニョは億万長者になってからはサッカーにエネルギーをぶつけるのが難しくなったと伝えており、トッププレイヤーの中にはキャリアの途中で満足してしまう選手もいる。それがロナウドには当てはまらないのだ。

現在のレアルにはマルコ・アセンシオ、マルコス・ジョレンテ、マテオ・コバチッチなど若いタレントが揃っているが、同メディアは彼らにとって誰よりもハードワークするロナウドが目の前にいるのは大きいと伝えており、ロナウドを見習えば今後10年は今のメンバーで戦っていけるとの見方を示している。

毎年のようにそろそろパフォーマンスのレベルが落ちると言われてきたが、ロナウドの勢いはいつ止まるのか。誰にも分からなくなってきている。

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