約211億円の入札も拒否
2013年1月よりリヴァプールに在籍しているフィリペ・コウチーニョ(ブラジル代表)。今年1月に2022年までの新契約にサインし、同クラブやユルゲン・クロップ監督への愛着を口にしていたが、バルセロナが同選手の獲得に乗り出した途端に状況が一変。同選手が突如としてリヴァプール側にトランスファーリクエスト(移籍志願書)を提出したことが複数のメディアで報じられるなど、情報が錯綜していた。
移籍の気運が高まっていた同選手だが、リヴァプール側が再三にわたりバルセロナ側の入札を拒否。最新の1億4800万ポンド(約211億円)のオファーも拒絶されたことを受け、バルセロナ側が同選手の獲得を断念したことが1日付けの英『EXPRESS』で伝えられた。
コウチーニョ自身が公の場でコメントを発しなかったこともあり、情報が日増しに誇張された今回の騒動。31日に行われたロシアW杯南米予選(エクアドル戦)で得点を挙げるなど、復調ぶりをアピールした同選手だが、今後も自身のプレイでリヴァプールのサポーターを安心させたいところだ。