アーセナルは売る側のクラブになるな 元アイルランド代表GKも心配

アーセナルを率いるヴェンゲル photo/Getty Images

主力の流出を懸念

昨季トップ4から漏れてチャンピオンズリーグ出場権を失ってしまったアーセナルは、今季もリヴァプールに0-4で大敗を喫するなど苦しいスタートを切ってしまった。さらに移籍市場の閉幕が迫った段階でウイングバックを務めていたアレックス・オックスレイド・チェンバレンがリヴァプールに移籍、DFキーラン・ギブスもWBAへ移籍している。さらにFWアレクシス・サンチェスも今季終了後にフリーで移籍する可能性が高く、来夏はメスト・エジルなども含め主力が次々とクラブを離れるかもしれない。

この事態に元アイルランド代表GKシェイ・ギブンは、アーセナルほどのクラブが主力を売る側のクラブになってはいけないと語っている。英『Daily Mail』によると、ギブンはアーセナルがプレミアリーグを代表するクラブとして威厳を保つ必要があると考えているようだ。

「アーセナルは売る側のクラブになるべきではないと思う。アーセナルはプレミアリーグの中でも巨大なクラブだ。ヴェンゲルはここ数シーズンの間プレッシャーの下にある。2つのFAカップのタイトルで亀裂をカバーしてきたけど、今季のようなスタートになってサポーターは再び落ち着かなくなっている。彼らは今夏何人かのベストプレイヤーを放出したため、今季も難しいシーズンにはなるだろう」
仮にアーセナルが今季もトップ4から漏れるようなことになれば、主力の流出が止まらずに弱体化してしまう危険もある。それは何としても避けたいシナリオだが、アーセナルはプレミアを代表するビッグクラブの地位を守れるか。

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