3試合で1勝2敗
アーセナルは27日、リヴァプール相手に4-0で大敗した。この結果を受け、アーセナルのレジェンドであるイアン・ライト氏は、アーセン・ヴェンゲル監督の退任を求めている。
昨シーズンはヴェンゲル監督の退任を求めデモ運動が行われるなど、状況は最悪であった。しかし、シーズン終盤に変更した3バックシステムで調子を取り戻し、最終的にはFA杯優勝を果たしている。その期待とともにスタートした今シーズンだが、蓋を開けてみれば3試合で1勝2敗。一度狂った歯車は戻ることはなかった。ライト氏のコメントを英『THE Sun』が伝えている。
「ドアはまた開かれた。たった3試合で危機的状況にある。彼には出て行って欲しい。なぜなら、彼に選手をコントロールできるとは思わないからね。それは彼のためであり、彼自身の健全さのためだ。恐ろしい悪夢だよ。チームはこの一年間ヴェンゲルのためにプレイしないだろう。なにもかも間違っていた。本当にがっかりしているよ。とても混乱している」
アーセナルとの契約を2年延長し再起を誓ったヴェンゲル監督だが、今のところ成果を挙げられていない。今シーズンはまだ3試合しか戦っていないが、これまでに積み重なった不満を少しの変化で解消することは難しいだろう。