ビッグマッチで先発飾れず
ベルギーのヘントが27日、昨季リーグ覇者のアンデルレヒトとホームで対戦し、日本代表FW久保裕也はベンチからのスタートとなった。
メフレン戦、そしてムスクロンペルウェルツ戦と連続で先発起用されてきた久保だが、ベルギーのジャイアンを本拠地に迎えた大一番で最前線の両翼を任されたのはシモンとミリチェビッチだ。
リーグ戦未だ勝利無しで15位に沈むヘントと、10位のアンデルレヒトはこの一戦でもなかなか本来のパフォーマンスを見せられず、試合は膠着。後半に入ってもスコアが動くことはなく、74分にようやく日本人ウインガーがデアーゲレに代わってピッチへ送り出される。左翼のポジションに身を置いた久保はファーストプレイから敵陣を股抜きで切り裂くなど、キレのある動きを披露。しかし与えられた時間が少なかっただけでなく、周囲との連携も噛み合わず、チームに勝利をもたらすことはできなかった。
結局ヘントはこの一戦でも勝ち点3を得るに至らず、スコアレスドローでアンデルレヒト戦を終えている。