自分たちの戦いに自信
今季のチャンピオンズリーグにはイングランド勢が5チーム出場しており、彼らがどう盛り上げてくれるかは1つの注目ポイントになっている。プレイオフでホッフェンハイムを破って本戦に出場を決めたリヴァプールもそうだ。
リヴァプールはリーグ戦でも不安定な戦いを見せることもあるが、好調時は強豪クラブでも手がつけられないほどの破壊力を見せる。例えばホッフェンハイム戦の前半21分間がそれだろう。リヴァプールははこの21分間で3得点を奪っており、非常に美しいフットボールを見せていた。あのような状態になったリヴァプールを恐れているクラブも多いはずだ。そのリヴァプールは24日の組み合わせ抽選会の結果、スパルタク・モスクワ、セビージャ、マリボルのいるグループEに入った。
クラブの公式サイトによると、指揮官ユルゲン・クロップもリヴァプールがチャンピオンズリーグの優勝候補ではないと認めている。しかしホッフェンハイム戦の前半21分間のパフォーマンスを見せられれば成功を収められるはずとも語っており、欧州のクラブが自分たちのことを恐れているはずだと自信も見せている。
「今は他クラブが我々を恐れていると信じているけど、それは我々のパフォーマンスに左右される。ホッフェンハイム戦は良いサインだった。最初の20分間は間違いなくベストなフットボールだった。あれは本当に印象的だったね。だけど、我々はあれを繰り返さないといけない。何度も何度もね。そうすれば成功できる」
「我々はこのトーナメントの優勝候補ではないし、グループステージの最右翼でもない。我々はチャレンジャーだ。チャレンジャーは100%集中し、すべてを出さないとね」
全てがハマった時のリヴァプールがバルセロナやレアル・マドリードなど欧州の強豪相手にどこまで戦えるのかは非常に楽しみだが、もう1度リヴァプールはホッフェンハイム戦の21分間を見せてくれるのか。