[移籍]長友所属のインテル、再びサイドの補強に成功 バレンシアからポルトガル代表DF獲得

ネイマール(右)とマッチアップするカンセロ(左)photo/Getty Images

「右サイドで重要な役割を担う選手」

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは22日、バレンシアからポルトガル代表DFジョアン・カンセロを獲得したことを発表した。2018年6月30日までのレンタル移籍で、契約内容には買取オプションが組み込まれているとのことだ。

現在23歳のカンセロはポルトガル代表の各年代でプレイし、2016年9月にA代表デビュー。これまで5キャップを記録しており、デビュー戦となった国際親善試合のジブラルタル戦ではA代表初ゴールも決めている。

一方、クラブではベンフィカの下部組織出身で、2013-14シーズンにトップチームへ昇格。しかし、翌2014-15シーズンからはバレンシアへレンタル移籍し、そのまま同クラブに完全移籍した。加入初年度こそベンチを温める機会が多かったが、2年目となる2015-16からはチームの主力として活躍。公式戦39試合に出場し、昨季も38試合に出場していた。
これまで右サイドを主戦としてきたカンセロについて、インテルはクラブの公式サイトを通じて「バレンシアの右サイドで重要な役割を担う選手だった。サイドバックとウインガーの両方で、優れた能力を発揮できる。フィジカルとテクニックのクオリティも素晴らしい」とコメント。同選手の加入を歓迎している。

バレンシアへレンタル移籍したジョフレイ・コンドグビアとトレードする形ではあるが、ブラジル人DFダウベルトに続いて、これまで地元メディアに指摘されてきたサイドの補強に成功したインテル。今季こそ名門を復活させることができるのか。

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