1点が遠かった
さっそくアーセナルが躓いた。アーセナルは19日にストーク・シティとアウェイで対戦し、ヘセ・ロドリゲスにゴールを奪われて0-1で敗れてしまった。今季はプレミアリーグ制覇、最低でもトップ4入りを実現したいところだが、いきなり勝ち点を取りこぼしてしまった。
しかも注目すべきはこの試合のスタッツだ。アーセナルはこの試合でポゼッション率77・3%を記録し、常にストークを押し込んでいた。パス本数も700本を超えており、アーセナルが試合をコントロールしていたのは間違いない。しかし、1点が遠かった。
英『ForFourTwo』によると、アーセナルがこの試合で記録した77・3%というポゼッション率は、2003-04シーズン以降ではクラブ最高の数字になるという。また、苦しい展開から勝ち点3を獲得したストークはポゼッション率が22・7%だったわけだが、これはストークにとってプレミア史上最低の数字だった。
記録的なポゼッション率を誇ったアーセナル、最低のポゼッション率で勝利したストークと奇妙な展開になり、同メディアも「勝利するためにポゼッション率は不要」と伝えている。アーセナルは相手を崩し切ることができなかったが、チャンスメイクの質がやや低かったか。