移籍完了となるか
ネイマール放出で多額の資金を手にしたバルセロナだが、同選手の後釜ではなく29歳のセンターMFパウリーニョ獲得に4000万ユーロ(約52億円)を使い、バルセロナ首脳陣は批判の対象となっている。そこで、同クラブのGMを務めるペップ・セグラ氏は、交渉中である後釜候補の2選手に状況について口を開いた。
バルセロナが獲得を目指すのは、リヴァプールのフィリペ・コウチーニョとドルトムントのウスマン・デンベレだ。両選手はクラブの顔であり、決して安価では獲得できない。同時に2選手確保ともなればこれ以上にない補強となるが、セグラ氏によると交渉は前向きだという。同氏のコメントを英『METRO』が伝えている。
「コウチーニョとデンベレはともに(獲得に)近づいている。最終的にバルサのシャツを着ることを願っているよ。取引が完了するまでなにも言えない。我々はクラブを強化するために自分たちがやるべきことは分かっている」
バルセロナは13日と16日に行なわれたスーペルコパ・デ・エスパーニャで、ホームとアウェイともにレアル・マドリードに完敗し、事態は一刻を争う状況まできている。もはやコウチーニョとデンベレ獲得は、願望ではなく至上命題だろう。