未だ代役の確保が進まず
16日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャの2ndレグで、レアル・マドリードに0-2で敗れたバルセロナ。1stレグと合わせて5失点を喫したことも然ることながら、パリ・サンジェルマンに移籍したネイマールの穴を埋めきれずにサイド攻撃が停滞するなど、不振に喘いでいる。
こうした状況のなか、同クラブがネイマールの代役としてロレンツォ・インシーニェ(現ナポリ)の獲得に本腰を入れていたことが、16日付けの英『Daily Mirror』で明らかに。しかし、5500万ポンド(約79億円)の入札を先方に拒否されたほか、今後もナポリ側が態度を軟化させる可能性は低いという見解が同紙で示されている。
一時はフィリペ・コウチーニョ(現リヴァプール)の獲得が秒読み段階と各メディアで報じられていたバルセロナ。しかし、リヴァプール側からイヴァン・ラキティッチ(現バルセロナ)の譲渡を求められたことが複数のメディアで明かされたほか、並行して進めていたウスマン・デンべレ(現ドルトムント)の獲得交渉も先方に1回目の入札を拒否されるなど、他クラブからの抵抗に苦しんでいる。ネイマールの代役確保にむけた同クラブの奔走は、まだまだ続きそうだ。