脂が乗った27歳MF
トップ6入りを目論むエヴァートンは、今夏GKジョーダン・ピックフォードや、デイヴィ・クラーセンといった若手実力者を獲得。マンチェスター・ユナイテッドからはウェイン・ルーニーを迎え入れるなど、今シーズンに懸ける本気度が伺える。そして今回、かねてより噂のあったMFギルフィ・シグルズソン獲得で、スウォンジーと合意に至ったという。
英『BBC』は、移籍金4500万ポンド(約64億円)で27歳MF獲得にスウォンジー側が納得し、ようやく首を縦に振ったと報じている。エヴァートンは7月下旬に、シグルズソン獲得のため4000万ポンド(約57億円)を提示していたが、スウォンジー側はこれを拒否。同選手の価値を5000万ポンド(約71億円)と設定していたスウォンジーだったが、エヴァートンが諦めず交渉を続けたことで合意に至ったという。同選手は16日にメディカルチェックを受け、正式に契約が結ばれるようだ。
シグルズソンは昨シーズン、9ゴール13アシストを記録。得意のFKだけでなく、シーズンを通して計算できる選手に成長し、市場の人気銘柄と化していた。シグルズソンは確実にエヴァートンの攻撃を支え、チームをより上のレベルへと引き上げるだろう。