ナバスとの接触に疑問も
今季からプレミアリーグでは審判の目を欺こうとするシミュレーション行為をおこなった選手には、試合後にチェックしてダイブと認められれば最悪の場合2試合の出場停止処分が下されることになる。このルールについてスペイン『as』が注目したのが、13日におこなわれたスーペル・コパ1stレグのバルセロナVSレアル・マドリードの一戦だ。
この試合では77分にバルセロナFWルイス・スアレスがレアルのGKケイロル・ナバスに倒されたとの判定でPKを獲得したのだが、リプレイで見ると接触があったか非常に際どいものだった。レアルの選手も抗議していたが、スアレスに審判の目を欺こうとの考えがあったとも言える。同メディアはこれについて、「プレミアリーグだと2試合の出場停止処分になる」と伝えており、スアレスの行為がダイブの可能性もあったと捉えている。
一方で82分にレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドがペナルティエリア内で倒れてシミュレーションと判定されたプレイについては、バルセロナDFサミュエル・ウムティティとの接触が認められればイエローカードが取り消される場合もあると伝えており、こちらはロナウドのダイブだったのか疑問に思っている部分もある様子。ただし、その後ロナウドが主審を軽く突いたことはしっかり処分されるべきとの見方も示している。ロナウドとウムティティの間に肩のコンタクトがあったのは間違いないが、PKでなくともダイブは厳しすぎたかもしれない。
以前から審判を欺くのが上手いと言われていたスアレスのプレイに注目が集まったが、プレミアリーグのみならずシミュレーション行為を根絶するためにはもう少し厳しい処分を下すべきなのかもしれない。