「リヴァプールは何に取り組んでるの?何も変わってない」 大量3失点にキャラガー氏も怒り

ワトフォードに3失点でクロップに厳しい目

リヴァプールは以前からセットプレイに弱いと指摘されてきたが、その悪癖が開幕戦のワトフォード戦から出てしまった。3-3で引き分けたワトフォード戦では前半にコーナーキックからオカカにヘディングシュートを決められ、終盤には同じくコーナーキックから最後はブリトスに押し込まれて失点。セットプレイから2点も失ってしまった。

英『Daily Mail』によると、これにはクラブOBのジェイミー・キャラガー氏、さらに解説を務めるジェイミー・レドナップ氏も厳しい批判を展開している。

キャラガー氏は「何も変わっていない。前半は昨季の最悪なリヴァプールそのものだったし、プレシーズンがあっても彼らは何も変わっていない。彼らは何に取り組んでいるんだ?」と古巣の現状を批判。昨季と同じような形で格下相手に勝ち点を落としたことに落胆している。
さらにレドナップ氏は、今夏リヴァプールが獲得を狙っていると言われたサウサンプトンDFフィルジル・ファン・ダイクに触れており、仮にファン・ダイクが加わっても今のリヴァプールでは何も変わらないとコメントしている。

「ほとんど不可能だ。DFには何ができる?ファン・ダイクはチームを改善するだろうけど、1人の力で全ては変えられない。プレミアリーグのタイトルにチャレンジしたければ、失点は30から35点に抑える必要がある。リヴァプールは15点ほど減らさないといけないんだ。クロップが来て18カ月、何も変わっていないよ」

「リヴァプールの失点は高度なものではなく、セットプレイ、カウンターによるものだ。1人の選手のミスではなく、チーム全体のシステムに間違いがあるように見える。セットプレイはぐちゃぐちゃだ」

昨季のリヴァプールは失点が42だったため、プレミア制覇を目指すには10点ほど減らしたいところ。しかし目立った改善は見られず、開幕戦も展開は変わらなかった。指揮官ユルゲン・クロップにも厳しい目が向けられているが、今季もリヴァプールは変わらないのか。

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