爆買いを続けるウェストハム ポルトガル屈指のアンカーの獲得へ

今や市場の人気銘柄となっている photo/Getty Images

EURO2016制覇にも貢献

2016-2017シーズンのプレミアリーグを11位で終えたウェストハム。同シーズンの国内リーグで全20チーム中11位の総得点数(47得点)に留まった同クラブだが、今夏にFWマルコ・アルナウトヴィッチやFWハビエル・エルナンデスを獲得するなど、攻撃陣のテコ入れに成功している。また、一方でGKジョー・ハートやDFパブロ・サバレタといった同リーグ優勝経験者の獲得にこぎ着けるなど、攻守両面で上々の補強を展開した。

こうした状況のなか、同クラブが現スポルティング・リスボン所属MFウィリアム・カルバーリョの獲得に本腰を入れたと、英『THE Sun』が伝えている。屈強なフィジカルを活かした対人守備や、長短を織り交ぜた正確なパスに定評がある同選手。かねてよりアーセナルやウェストブロムウィッチ・アルビオンへの移籍の噂が複数のメディアで報じられていたが、ウェストハムが2710万ポンド(約30億円)の入札を行ったことが、10日付けの同紙で併せて報じられた。

スポルティング側が同選手の譲渡に際して3600万ポンド(約52億円)を要求していることもあり、交渉の長期化が予想されるウェストハム。提示額と入札額の開きが懸念されているが、同クラブは今後も交渉を継続するのだろうか。

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